こんにちは!
今回は動詞の過去形のスペルと発音の法則を徹底解説したいと思います。
わかっていそうで、意外とわからない過去形の法則を、これを機会に確認してしまいましょう!
スペルの法則
まずはスペルの法則です。
規則的な変化をするパターンは、大きく次の4つに分けられます。
- 通常 ⇒-ed (ask; asked)
- 語尾がe ⇒-d (arrive; arrived)
- 子音字+y ⇒yをiに変えて-ied (cry; cried)
- 短母音+子音字 ⇒子音字を重ねて-ed (stop; stopped)
発音の法則
次に発音の法則です。
発音の法則は、大きく次の3パターンに分けられます。
- 語尾の発音が有声音*1 ⇒/d/ ドゥ*2 (called)
- 語尾の発音が無声音 ⇒/t/ トゥ (helped)
- 語尾の発音が/t/, /d/ ⇒/id/ ィドゥ (wanted)
*1 「有声音」は発音するときに喉が震える音。「無声音」は発音するときに喉が震えない音。「無声音」は/p/, /k/, /f/, /s/, /θ/, /ʃ/, /ts/です。
*2 カタカナでの発音は、わかりやすさ優先で載せています。厳密に言えば英語の発音とは結構違います。
不規則動詞はさておき、規則動詞のスペル、発音のパターンはこれでバッチリですね!
なお、名詞複数形のスペルの法則については下記の記事でまとめています。
よろしければあわせてお読みください。
参考:【名詞複数形】どんなときにs, esになる?【スペルの法則を徹底的解説】
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