こんにちは、講師のNです。
今回は名詞の複数形/動詞の三人称単数のスペル(つづり)について解説してみました。

語尾がsになったり、
esになったり、よくわからない…
という方は必見です。
一発でわかるよう、徹底解説いたします!
通常パターン
まずは通常パターンから。
基本的に、語尾にsを付けるのでしたね。
具体例はこんな感じです。
- book → books
- cat → cats
- house → houses
- eat → eats

ここら辺は余裕かな。
いいですね!
次は例外を見ていきましょう。
語尾がs, o, x, sh, chのパターン
最初の例外は、語尾がs, o, x, sh, chのときです。
このとき、語尾にはesがつきます。
具体例はこんな感じです。
- bus → buses
- potato → potatoes
- tax → taxes
- push → pushes
- church → churches

うーん、覚えるのがちょっとキツイ…
そんな方は、
ソックスシチュー (s, o, x, sh, ch)
という語呂合わせを使って覚えてくださいね!
結構よくできていると思います。
註:pianosやphotos, radiosのように一部例外も存在します。ただ、これらは全て略語だという共通点があります。もともとはpianoforte, photograph, radiotelegraphyという単語なのですね。
語尾が子音字+yのパターン
次は、語尾が子音字+yのパターンです。

子音字ってなに?
要するに、子音の文字ってコトです。
k, p, r, s, t…などです。
具体例はこんな感じです。
- story → stories
- activity → activities
- study → studies

語尾がyならこうなるってコトか…
よーく読んでください!
子音字+yのときだけです。
つまり、母音字+yのときは上記の法則は当てはまりません。
(母音字はa, e, i, o, uです)
つまり、
- key → keys
- toy → toys
- play → plays
となるわけですね。
語尾がf, feのパターン
ラストは、語尾がf, feのパターンです。
このときは、f, feをvesに変えます。
具体例はこんな感じです。
- leaf → leaves
- wife → wives
まとめ
いかがでしたか? 最後に上記のパターンをまとめてみましょう。
- 通常 ⇒ -s
- s, o, x, sh, ch ⇒ -es
- 子音字+y ⇒ -ies(yをiに変える)
- f, fe ⇒ -ves
なお、下記のs/esの発音は全て異なります。
- caps /s/ (ス)
- dogs /z/ (ズ)
- buses /iz/(イズ)
発音にも実は法則があります。発音の法則は下記の記事でわかりやすくまとめてみたので、よろしければ一緒にお読みくださいね。
【超シンプル】「複数形/3人称単数 s/es の発音」法則とは?
ちょっとした知識ですけれど、知っていると複数形を覚えるのがだいぶ楽になりますね!
ぜひ今後の学習に役立ててください。
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