【絶対わかる】関係代名詞 種類まとめ【which, who, that, whose等】

英文法

 

こんにちは、今回は関係代名詞についてのまとめです。

 

関係代名詞は、あるときは省略が起き、あるときは〇〇が使えない…など意外とルールが多い分野です。これを機会に、一網打尽にしてしまいましょう。

 

なお、関係代名詞ってそもそもなに?という方は、下記の記事もご参照ください。

<参考>関係代名詞whichを超基礎から理解する

 

【全体像】関係代名詞の種類と用法

まずは全体像を示しつつ、関係代名詞のそれぞれ制約をまとめてしまいます。

 

さらっと読み流してくださいね。各項目については、のちほど詳しく説明します。

 

 

***

 

【関係代名詞のみのパターン】

先行詞 主格 目的格 所有格 補語
① 人 who

省略不可

whom*

省略可

whose, of whom

省略不可

② 動物+モノ which

省略不可

which

省略可

whose, of which

省略不可

③ 人、動物+モノ that

省略不可

that

省略可

that

省略可

④ what 

 = the thing which

what

省略不可

what

省略不可

what

省略不可

* 先行詞「人」で「目的格」のときは、whomが正しいとされています。ただ、最近ではwhoも許容されてきています。というよりは、筆者がビジネスシーンでネイティブ相手にwhomを使ったら「堅苦しすぎ」と苦笑いされました。日常ではwhoでも全く問題ないでしょう。試験ではwhomを使うのが無難と思いますが。

 

 

【前置詞+関係代名詞のパターン】

基本は「前置詞 which」「前置詞 whom」の形のみ

  1. 先行詞 前 whom/which~:基本形
  2. 先行詞 ~前:whomを省略した形
  3. 先行詞 who/which~前:toとwhoを離した形
  4. 先行詞 that~前:toとwhomを離した形でのみthat使用可(!)

* 3, 4の形はあまり使われず、関係代名詞が省略されるのが一般的。

 

<to whomでの例文一覧>

The girl to whom he was talking (彼が話しかけていた女の子)

= the girl he was talking to

= the girl who he was talking to

= the girl that he was talking to

 

***

 

 

なお、表の中の「先行詞」は関係代名詞の先行詞の種類、「主格~補語」は関係代名詞のカタマリ内(関係代名詞節内)での関係代名詞の位置を示します。

 

たとえばthe girl whom I loveという文であれば、 関係代名詞whomは目的格の位置にある、と言えます。

 

who, which, that単独【主格】

まずは、who, which, thatが主格で単独使用されるパターンを説明します。

 

次の例文を見てください。先行詞と、who~以下の文に注目です。

I know a man who lives in Barcelona.

(わたしは、バルセロナに住んでいるを知っている)

 

原則として、関係代名詞の直前にあるものが先行詞です。直前にあるのはa man「男」ですね。つまり、先行詞は人です。

 

次に文を全体を見てください。関係代名詞が使われている文は、関係代名詞の前後で文を2つに分けられるんです。

I know a man who lives in Barcelona.

  1. I know a man. (わたしは男を知っている)
  2. A man (= who) lives in Barcelona. (男はバルセロナに住んでいる)

 

ポイントは、2つめの文でa manが主語になっていることです。実はwhoというのは、a manを指していたんですね。2つの文で共通する単語が、関係代名詞で置き換えられるのです。今回で言えば「2つめのa man = who」というわけです。

 

そして、a manは、2つめの文で主語に置かれていますね。2つの文を1つにまとめるとき、2つめのa manがwhoになります。主語に置かれている単語が関係代名詞になったとき、それを主格の関係代名詞と呼ぶのです。だから、今回のwhoは主格の関係代名詞です。

 

ここで冒頭の表を見てください。

 

先行詞 主格
① 人 who

省略不可

② 動物+モノ which

省略不可

③ 人、動物+モノ that

省略不可

 

先行詞が「人」で「主格」のとき使用できるのは…whoとthatですね。

 

なので、今回の文はthatでも言い換え可能です。

I know a man who lives in Barcelona.

= I know a man that lives in Barcelona.

(わたしは、バルセロナに住んでいるを知っている)

 

先行詞a manが関係代名詞who~のカタマリに修飾されている、という構造ですね。

 

 

一方、先行詞がモノ・動物であれば、関係代名詞はwhichかthatになります。

A dictionary is  a book which gives you the meaning of words.

= A dictionary is  a book that gives you the meaning of words.

(辞書とは、言葉の意味を教えてくれるである)

 

なお、主格の関係代名詞では、関係代名詞の省略は原則NGです。

 

who, which, that単独【目的格】

who, which, thatが目的格で単独使用されるパターンです。例文を見てみましょう。

 

まずは先行詞が人のパターン。whomかthatを使います。

John is a man whom everyone knows.

= John is a man that everyone knows.

(ジョンは、みなが知っているである)

 

 

文を2つに分けると、両方に共通するa manという単語のうち、2つめのa manが目的語の位置に来ていることがわかります。目的格の関係代名詞ということがわかりますね。

John is a man whom everyone knows.

  1. John is a man. (ジョンは男だ)
  2. Everyone knows a man(= whom). (皆が男を知っている)

 

 

次は先行詞が動物・モノのパターン。whichかthatを使います。主格の時もそうでしたが、目的格でもthatは全て置き換え可能なんですね、ベンリです。

This is a pen which he bought yesterday.

= This is a pen that he bought yesterday.

(これは、彼が昨日買ったペンである)

 

なお、冒頭の表(関係する部分だけ下に貼り付けました)にもある通り、目的格の関係代名詞は全て省略可能です。ここが主格の関係代名詞との大きな違いです。

 

先行詞 目的格
① 人 whom

省略可

② 動物+モノ which

省略可

③ 人、動物+モノ that

省略可

 

whose, of which単独【所有格】

whose, of whom, of whichが所有格で単独使用されるパターンです。例文を見てみましょう。

 

まずは先行詞が人のパターン。

I know a man whose house is very large.

(わたしは、家がとても大きいを知っている)

 

これは少しわかりづらいかもしれません。2つの文に分解してみましょう。

I know a man whose house is very large.

  1. I know a man. (わたしは男を知っている)
  2. A man’s (=whose) house is very large. (彼の家はとても大きい)

 

whoseはA man’s (男の)に該当しますね。これを所有格と呼びます。「~の」に当たる部分です。有名どころだと、my, your, his, herなんかが挙げられます。所有格として使われている場合、関係代名詞はwhoseになるのです。

 

そして、次は先行詞が動物・モノのパターン。この場合、whoseかof whichが使えます。

I know a house whose roof is red.

= I know a house the roof of which is red.

(わたしは、屋根が赤いを知っている)

 

同じく2つの文に分解してみましょう。

I know a house whose roof is red.

  1. I know a house. (わたしは家を知っている)
  2. The house’s (=whose) roof is red. (その家の屋根が赤い)

 

I know a house the roof of which is red.

  1. I know a house. (わたしは家を知っている)
  2. The roof of the house (=which) roof is red. (その家の屋根が赤い)

 

 

冒頭の表から、所有格の用法部分のみを抜き出しました。

 

所有格のときは省略ができないんですね。たしかに直感的にも、whoseがなくなったら文の形がわかりにくくなりそうです。

 

あとは、主格、目的格では万能だったthatが所有格では使用できない点にも注意です。

 

先行詞 所有格
① 人 whose

省略不可

② 動物+モノ whose, of which

省略不可

③ 人、動物+モノ

 

that単独【補語】

関係代名詞thatが補語で単独使用されるパターンです。なんと、ここで使えるのはthatだけなんですね。whoやwhichはダメなんです。見落としがちなので要注意です。

 

He is not a good player that he was five years ago.

(彼は、5年前のような良い選手ではない)

 

関係代名詞thatが補語になっているとはどういうことか? 分解して見てみましょう。

He is not a good player that he was five years ago.

  1. He is not a good player. (彼は良い選手ではない)
  2. He was a good player (=that) five years ago. (彼は5年前、良い選手だった)

 

He was a good playerの部分に注目です。コレ、SVCの構文ですね。a good playerはCの部分にきています。

 

で、a good playerが関係代名詞thatに置き換わっているんです。つまり、thatはC、補語の位置にきているというわけです。

 

このように、補語の位置に関係代名詞が来るときは、thatしか使用できません。意外な落とし穴なので要注意です。

 

なお、このthatは省略可です。

 

先行詞 補語
① 人
② 動物+モノ
③ 人、動物+モノ that

省略可

 

前置詞+関係代名詞

前置詞+関係代名詞のパターンです。関係代名詞の部分にくるのはwhomかwhichだけです。

 

例文で見てみましょう。まずは先行詞が人のパターンです。

This is the girl to whom he talked yesterday.

(こちらが、彼が昨日話しかけていた女の子だ)

 

なぜのこのような形になるのか? 分解して見てみましょう。

This is the girl to whom he talked yesterday.

  1. This is the girl. (こちらがその女の子だ)
  2. He talked to the girl (=to whom) yesterday. (昨日彼は、その女の子に話しかけた)

 

to whomの正体は、to the girlです。「~に話しかける」はtalk toなので、toが頭についているんです。

 

なお、to whomは次の通り書きかえることが出来ます。toとwhomが離れたり、whomが省略されたりされます。一般的にto thatはNGなんですが、toとthatが離れるとOKになってしまいます。ただ、後ろの2つはあまり一般的ではないので、参考程度で。

(註:参考書のネクステージなんかでは、後ろの2つのパターンをないものとして扱っています。ただ、ロイヤル英文法には載っていたので、今回一応紹介しました)

 

This is the girl to whom he talked yesterday. (基本形)

= This is the girl he talked to yesterday. (whom省略)

= This is the girl who he talked to yesterday. (toとwhomを離した形)

= This is the girl that he talked to yesterday. (toとthatを離した形)

(こちらが、彼が昨日話しかけていた女の子だ)

 

一応、先行詞が動物・モノのパターンも紹介しておきます。やはり、後半2つはあまり一般的な表現ではないです。

This is the house in which I was born.

= This is the house I was born in. (which省略)

= This is the house which I was born in. (inとwhichを離した形)

= This is the house that he was born in. (inとthatを離した形)

(こちらが、わたしが生まれただ)

 

関係代名詞what = the thing which

ラストは関係代名詞whatです。これはちょっと特殊。

 

what自身が先行詞を含み、名詞のカタマリ(=名詞節)を作るのです。what = the thingと考え、「~するコト」と訳すとよいです。名詞のカタマリを作り、文中では主語、目的語、補語になります。

 

例文はコチラ。

I don’t believe what he says.

= I don’t believe the thing which he says.

(わたしは、彼が言うコトを信じない)

 

分解するとこんな感じです。

I don’t believe what he says.

= I don’t believe the thing which he says.

  1. I don’t believe the thing. (わたしはそのコトを信じない)
  2. He says the thing (=which). (彼はそのコトを言う)

 

He says the thingを見てわかる通り、後ろの文の中でwhat (=the thing which)は目的格になっています。the thingが目的語の位置にきていますからね。

 

ちなみに、主語の位置、補語の位置のパターンもあります。それぞれ例文を載せておきます。

 

主語の位置の場合は、

I don’t know what is done by him.

= I don’t know the thing which is done by him.

(わたしは、彼によってなされたコトを知らない)

となります。

 

補語の位置の場合は、

He is not what he was.

= He is not the man that he was.

(彼は、昔の彼ではない)

となります。

 

補語の場合はやや特殊で、慣用表現のようなものと覚えてください。what he isなら「現在の彼」、what he wasなら「昔の彼」です。

 

では、what he will beなら?

…「将来の彼」ですね。

 

冒頭の表を載せておきます。whatはいずれも省略不可です。

 

先行詞 主格 目的格 所有格 補語
④ what 

 = the thing which

what

省略不可

what

省略不可

what

省略不可

 

おわりに

いかがでしたか? ひと通り読んだうえで最初のまとめを読み返すと、「なるほど!」となりませんか?

 

英語は慣れです。ある程度輪郭をつかんだら、あとはひたすら文法問題を解く、文章を読むなどして、関係代名詞に親しんでくださいね。

 

それでは!


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