【これだけで大丈夫】時制の一致の例外パターンまとめ【理由は?】

文型(動詞・助動詞・受動態)

 

今回は時制の一致の例外についてまとめてみたいと思います。

 

普通、前の方で過去形が使われていたら、後ろの方もそれに引っ張られて過去形になるのですね。

※カタい言い方をすると、「主節で過去形が使われていれば、従節も過去形になる」です。

 

 

しかし、そのパターンに当てはまらない例外がいくつか存在するので、今回はそれをまとめてみました。とてもわかりやすく説明したので大丈夫。

 

5分で読める&絶対理解できますよ!

 

時制の一致の例外まとめ

時制の一致の例外まとめです。まずは全体像から確認してみましょう。

 

時制の一致例外まとめ
  • 不変の真理(常に現在形)
  • 現在も続く習慣(常に現在形)
  • 歴史的事実(常に過去形)

 

 

これだけ眺めていても意味不明ですね。

 

なぜそうなるのか?

 

例文と一緒にイメージで見ていきましょう。

 

不変の真理(常に現在形)

不変の真理をあらわす場合、それは常に現在形で示されます。

 

 

まずは例文から見ていきましょう。太字部分の時制に注目です。saidが過去形なのに、boilは現在形のままですね。

Tom said that water boils at 100 degrees centigrade.

(トムは、水は100度で沸騰する、と言いました)

 

 

これは、「水が沸騰する」という事実が、現在も変わらないことだからです。「現在もそうだ」という意味を持たせるために、boilの部分が現在形になっているのです。

 

 

下の図がわかりやすいと思います。(左が過去、右が現在と考えてください)

 

「彼が言った」という行為は過去の出来事ですが、「水が沸騰する」というのは、現在も変わらない事実です。

 

 

 

このように「現在もそうなのだ」という意味を持たせるため、

「沸く」の部分は時制の一致を受けず、現在形boilsが使用されることになります。

 

現在も続く習慣(常に現在形)

現在も続く習慣(常に現在形)も常に現在形で示されます。

 

 

これも不変の真理と同じ感覚です。

 

「現在もそうなのだ」という意味を持たせるため、やはり現在形で使用されています。

 

 

下記がその例文です。公園を走るという習慣が現在も続いているため、runの部分に現在形が使用されています。

Tom said that he runs in the park every morning.

(トムは、彼は毎朝公園を走っている、と言った =今も走っている)

 

 

一方、runが時制の一致を受け過去形になっているのであれば、公園を走るという習慣は現在続いていない(過去の習慣と化している)という意味合いが出てきます。

Tom said that he ran in the park every morning.

(トムは、彼は毎朝公園を走っている、と言った =今は走っていない)

 

歴史的事実(常に過去形)

歴史的事実(常に過去形)は常に過去形になります。

 

まずは下の例文を見てください。通常、過去完了(had Vp.p.)を使用することで、その出来事が過去よりさらに前に起きたことをハッキリさせることが出来ます。

Tom said that he had finished his homework.

(トムは、彼は宿題を終わらせたと言った)

※くだけた表現では過去完了を使わないことも多いです

 

 

 

 

 

一方、歴史的な事実は過去完了をわざわざ使い、前後関係を明らかにする必要はありません。

 

例文は下記の通りです。

Tom said that the Second World War ended in 1945.

(トムは、第二次世界大戦は1945年に終わった、と言った)

 

 

なぜなら、歴史的事実の場合、「いつ起こったのかが明らか」なので、わざわざ過去完了を使わずとも、物事の前後関係がわかるからです。

 

上記の例文だと、トムの発言以前に第二次世界大戦が終わったのは、ほとんど明らかです。そのため、had endedとはせず、endedとしているのですね。

 

おわりに

いかがでしたか?

 

最後にまとめを再掲してみましょう。

 

時制の一致例外まとめ
  • 不変の真理(常に現在形)
  • 現在も続く習慣(常に現在形)
  • 歴史的事実(常に過去形)

 

 

頭で理解すると、グッと記憶に残りやすくなりますね!

 

ぜひ、脱・丸暗記の勉強を目指してください。

 

 

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