今回は、there is no Vingとit is no use no Vingの違いをまとめたいと思います。
非常によく似た表現ですが、意味は全然異なるのですね。
「なぜそうなるのか?」をスッキリ整理していきたいと思います。
がんばるぞ!
there is no Vingの意味「Vできない」
まずは、there is no Vingからいきましょう。
これは、
- there is no Ving: Vできない
という意味になります。
どうしてそうなるの?
no Vingの部分に注目してください。ここだけを見ると、「Vがない」という意味になりますよね。
つまり、
「Vがない」
↓
「Vがないってことは、Vできない!」
↓
「Vできない」
ということですね。
なるほど!
例文はコチラです。
There is no stopping her.
(彼女を止めることは出来ない)
it is no use Ving「Vしても無駄だ」
次はit is no use Vingです。
これは、下記の言い換え表現も含めて覚えてしまってください。
- it is no use Ving: Vしても無駄だ
= it is no good Ving
= there is no use in Ving
= there is no use Ving
どうしてこういう訳になるの?
これは、no use Vingの部分に注目してみましょう。ここだけを見ると、「Vを使う、がない」という意味になりますよね。
つまり、
「Vを使う、がない」
↓
「Vは使えない。使えないなら無駄」
↓
「Vしても無駄だ」
ということですね。
ほうほう。
例文は下記をチェックしてください。
It is no use explaining it again.
= There is no use in explaining it again.
= There is no use explaining it again.
(それを再び説明しても無駄だ)
“there is no Ving”と”it is no use Ving”の意味の違いまとめ
いかがでしたか? 最後に、今回の内容をまとめておきます。
- there is no Ving: Vできない(「Vがないからできない」というイメージ)
- it is no use Ving: Vしても無駄だ (「Vは使えないので無駄だ」というイメージ)
= it is no good Ving
= there is no use in Ving
= there is no use Ving
一見わかりにくい言い回しも、単語レベルへ分解すると少しはわかりやすくなります。丸暗記ではなく、考えながら覚えるクセを付けるとよいですね!
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