今回はto be continuedという表現の意味・文法的な構造を考えてみたいと思います。
アニメなどの最後に”to be continued…”という表示をよく見ますね。
一体どのような文法構造を持つのでしょう?
サクッと確認してみましょう!
なぜ? to be continuedの意味・文法構造
to be continued「続く」の文法的な構造の正体は、be to構文です。
be to構文とは、be to Vの形で下記のような意味になる構文のことを指します。
- 予定(~する予定でいる)
- 義務(~すべきだ)
- 意図(~するつもりだ)
- 可能(~できる)
- 運命(~するよう運命づけられている)
※「be to構文がなぜ上記の意味になるか?」は下記の記事でわかりやすく解説しています。
to be continuedをbe to構文をもとに考える
be to構文が前提になっていることを踏まえたうえで、to be continuedをさらに詳しく見ていきましょう。
to be continuedでは、be to構文の「予定(~する予定でいる)」という意味が前面に出ています。
さらに、文頭部分のThis story isが省略されているのですね。つまり省略部分を含めて全文を書くと下記の通りになります。
This story is to be continued.
(このお話は続けられる予定だ)
ここからThis story isが抜け落ちて、to be continuedが「続く」という意味で使われているのですね。
なお、「to be announced: 未定、追ってアナウンスされる」「to be determined: 未定、将来決定される」もto be continuedと同じ要領で、This isが頭に省略されていると考えることが出来ます。
おわりに
いかがでしたか? 身近な表現もよくよく考えてみると結構面白いですね。
「この表現はどういうこと?」というものがあれば、コメント欄までぜひお願いします。可能な範囲でお答えします。
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