【不定詞の苦手克服!】be to構文とは?【義務・予定・運命・可能・意図】

準動詞

こんにちは、講師のNです。引き続き不定詞を扱います。

 

今回扱うのは、「4. be to用法」です。

 

不定詞のポイント
  1. 名詞的用法
  2. 形容詞的用法
  3. 副詞的用法
  4. be to用法(助動詞的表現)
  5. その他ルール

 

<参考記事>

不定詞の名詞的用法①

不定詞の形容詞的用法②

不定詞の副詞的用法③

不定詞のその他ルール(否定形など)⑤

 

be to用法(助動詞的表現)

be to用法は、be to Vの形で使用します。位置的には助動詞と同じ場所にくるので、助動詞的表現と呼ばれたりもします。

 

こいつが厄介なのは、訳し方が複数パターンあることです。

 

be to用法の意味
  1. 予定(~する予定でいる)
  2. 義務(~すべきだ)
  3. 意図(~するつもりだ)ifとセットで使用
  4. 可能(~できる)not+受身形で使用
  5. 運命(~するよう運命づけられている)

 

 

例のごとく、一つずつ見ていきましょう。

 

予定(~する予定でいる)

感覚的には、この訳し方が最も多いかもしれません。未来の予定を表す時に使います(≒will)。

 

He is to visit Tokyo next week. (彼は来週東京を訪れる予定です)

 

義務(~すべきだ)

お次は「義務」の訳です(≒should)。

 

You are to leave here as soon as possible. (君はこの場所を出来るだけすぐに離れるべきだ)

 

意図(~するつもりだ)

テンポよくいきましょう。「意図」の訳です(≒意志のwillに多少近い)。if節とセットでの使用が基本です。

 

また、意志のwillは、IやWeが主語の時にしか原則使われませんが、be to用法の「意図」は、主語にかかわらず使われます。

 

If you are to meet him, you have to leave here right now. (もし君が彼に会うつもりなら、君はいますぐここを出なければいけない)

 

可能(~できる)

お次は「可能」の訳です。原則として、否定+受け身の文で使用されます。

 

否定+受身の文で使用される、という点が超ポイントです。和訳問題なんかでちょくちょく狙われます。

 

 

下の例文では、”was not”部分が否定、”to be found”部分が受け身になっていますね。

The key was not to be found in the box. (そのカギは箱の中にはなかった = 箱の中で見つけられることはできなかった)

 

運命(~するよう運命づけられている)

ラストは「運命」の訳です。「~するよう運命づけられている」という訳になります。

 

He was never to see his father again. (彼は、彼の父親に二度と会わない運命だった)

 

be to用法の訳し方について

鋭い方はお気づきかもしれませんが、これ、文脈次第でどの訳にもなり得るんですね。たとえば、最初の例文は「予定」の訳で訳しました。

 

He is to visit Tokyo next week. (彼は来週東京を訪れる予定です)

 

ただ、その前の文脈が「彼は東京で大事な会議がある」等であれば、「義務」の訳も成り立つんです。

 

He is to visit Tokyo next week. (彼は来週東京を訪れなければいけない)

 

なので、「意志」の意味になるのはifとセットが基本、などの縛りは縛りはありますが、前後の文脈から判断して訳すようにしてください。

 

また、和訳問題等で問われない限りは、あまり「どの訳になるのか?」にこだわりすぎず、さらっと流して読んでも良いと思います。

 

おわりに

いかがでしたか? これでbe to用法は終わりです。前回の副詞的用法に続き、不定詞のヤマ場だったかもしれません。

 

ちなみに、それぞれの頭文字をとって、

be to 不定詞用法の訳し方を「ぎょうかい(義務、予定、運命、可能、意志)」

なんて覚える方法もあります。

 

まあ、語呂合わせはオマケ程度に覚えておくと便利かもしれませんね。

 

 

一度理解したら、あとは問題集を何度も解くなり音読をするなりして、知識をしっかり身につけてくださいね。

 

それでは!

 


コメント

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