【構文まとめ】as~asの定型表現11選【as many as/as much as/not so much A as B…】

形容詞・副詞

 

今回は、as~asを使った表現を集めてみました。

 

覚えられるかな…

 

 

イメージとセットで考えれば大丈夫! 頭にスッと入ってきますよ。

 

as~asの定型表現11選

まずは全体像を見てみましょう。コチラがas~asを使った主な定型表現です。

 

as~asの定型表現10選
  1. as many A as~ / as much A as~:~と同じ数 / 量のA
  2. as many as A / as much as A:Aもの(数 / 量にビックリする気持ち)
  3. ~as many A:~と同じ数のA
  4. not so much A as B:AというよりむしろB
  5. not so much as V:Vさえしない
  6. as 原級 as S can / as 原級 as possible:できるだけ原級
  7. as 原級 as any:どれにも劣らない原級
  8. as 原級 as ever lived:きわめてすぐれた原級
  9. as 原級 as ever:相変わらず原級
  10. as good as 形容詞:形容詞も同然である
  11. go so far as to V:Vしさえする

 

覚えられるかなあ…

 

 

これだけ眺めていても覚えられません…。「なぜこんな訳になるのか?」を一つずつチェックしていきましょう。

 

as many A as~ / as much A as~

まずは、as many A as~ / as much A asです。

 

  • as many A as~:「~と同じ数のA」
  • as much A as~:「~と同じ量のA」

という意味になります。

 

Aにくる名詞が、可算名詞のときはmany、不可算名詞のときはmuchを使うのがポイントです。

 

 

例文で見てみましょう。まずは可算名詞bookのパターン。

He has as many books as I.

(彼はわたしと同じ数の本を持っている)

 

こちらは不可算名詞informationのパターンです。

He has as much information as I.

(彼はわたしと同じ量の情報を持っている)

 

なお、「as~asの基本を知りたい!」という方は下記の記事をお読みくださいね。

参考:as~asの基本:一つ目と二つ目のasは意味が違うって知ってた?

 

as many as A / as much as A

次は、as many as A / as much as Aです。どちらも「Aもの」という訳になります。

 

Aという名詞の数/量に対して驚くニュアンスが込められています。「むっちゃ多いじゃん!」という驚きですね。

 

Aが可算名詞の時はmany、不可算名詞の時はmuchを使います。先ほどと同じですね。

 

 

例文はコチラ。bookは可算名詞なのでmanyを使ってます。no less thanで書き換え可能です。

He has as many as 100 books.

He has no less than 100 books.

(彼は100冊もの本を持っている)

 

お金は不可算名詞扱いなので、muchを使っています。no less thanで書き換え可能です。

He has as much as USD 1 million.

He has no less than USD 1 million.

(彼は100万ドルものお金を持っている)

 

※no less thanとの書き換えは、下記でさらに詳しく解説してあります。

参考:【違い/言い換えは】no more than/not more than/no less than/not less than

 

 

なお、as many as、as much asの他にもいくつかパターンがあります。何を強調するかによって、間に置かれる形容詞/副詞が変わるのですね。

as long as(長さを強調)
as deep as(深さを強調)
as early as(早さを強調)

 

~as many A

~as many Aで、「~と同じ数のA」という訳になります。

 

少し詳しく解説すると、「~部分にでてくる数と同じ数のA」という訳になります。

 

ピンとこない…

 

 

例文で見てみましょう。

He tried to read 100 books within as many days.

= He tried to read 100 books within 100 days.

(彼は、100冊の本を100日以内に読もうとした)

 

「100冊の本」というのが最初に出てくる数字です。「これと同じ数字の日数」がas many days。つまり、「100日」ということですね。

 

 

ちなみに、ここでのasは「~と同じくらい」という意味の副詞です。

 

つまり、as many booksを直訳すると、「同じくらい→多くの→本」という修飾関係が成り立っていることがわかります。

 

「同じくらいってどのくらい?」を文脈で判断すると、前に出てきた数字、今回の例文でいえば「100」という数字にたどり着くわけです。

 

not so much A as B:AというよりむしろB

not so much A as Bで「AというよりむしろB」という意味になります。

 

どうしてこんな訳になるの?

 

 

asが「~と同じくらい…」というイコールの表現だということを思い出してください。

参考:接続詞asをコアイメージから理解する

 

notナシの肯定文で使われれば、A=Bなんです。asの前後をイコールでつなぐイメージですね。

 

 

一方、否定文not as~asで使われたら、A<Bとなります。前半部分が否定されて、A=Bのバランスが崩れてしまうんですね。また、 not so~asのように、否定文のときは一つ目のasにsoを使うことも可能なんです。

 

今回の熟語not so much A as Bは、まさに前半部分が否定された形です。「AというよりむしろB」って、つまり「A<B」ってことですよね。

 

 

これを踏まえたうえで例文を見てみましょう。「A<B」を意識してくださいね。

 

AとBに形容詞が入るパターン。

He is not so much lucky as clever.

(彼は運が良いというより、むしろ賢いのだ

→ 「lucky < clever」)

 

AとBに名詞が入るパターンもあります。

He is not so much a student as a teacher.

(彼は生徒というよりも、むしろ先生である

→ 「a student < a teacher」)

 

not so much as V

not so much as Vで「Vさえしない」という訳になります。not so much A as Bと混同しないように注意してください。

 

例文はコチラ。

He could not so much as write his own name.

(彼は、自分自身の名前を書くことさえできなかった)

 

 

これはあまり理屈を考えてもわかりにくいので、例文を30回音読して丸々暗記するのが良いと思います。力ワザで覚えていくのも英語では大切です。

 

as 原級 as S can / as 原級 as possible

as 原級 as S can / as 原級 as possibleで「できるだけ原級」という訳になります。

 

まずは例文を見てみましょう。

Please visit our office as soon as you can.

= Please visit our office as soon as possible.

(できるだけ早く、我々のオフィスを訪問してください)

 

 

「原級」の部分にsoonが使われています。「早く」という意味の副詞ですね。

 

as soon as you canを直訳すると、「あなたができるのと同じくらい早く」

as soon as possibleを直訳すると、「可能なのと同じくらい早く」ですね。

 

今回の「できるだけ早く」という訳とほぼ同じ意味になります。

 

 

ちなみにこれは余談ですが、as soon as possibleを略してasap(エイエスエーピー)と言ったりします。メールとかでよく使われます。

 

as 原級 as any

as 原級 as anyで「どれにも劣らない原級」と訳します。「≧」のイメージです。

 

まずは例文です。原級に該当するのはgreatです。

He is as great a teacher as any.

(彼は誰にも劣らず立派な教師だ)

註:as 形容詞+a+名詞の語順になっているのは、ここでのasが副詞だからです。直後に無理やり形容詞を持ってきて、as→形容詞という修飾関係を作っています。

参考:as~asの基本:一つ目と二つ目のasは意味が違うって知ってた?

 

 

もう一つくらい見てみましょう。原級に該当するのはcleverです。

He is as clever as any person.

(彼は誰にも劣らず賢い)

 

 

「どんな~も」のように、anyは漠然と広範囲のものを指す意味合いを持つんですね。

 

どんなものと比べても同じくらい。少なくとも負けることはない。それって結構すごいことですよね。負けないことをプラスに捉えた表現がas~as anyの「≧」です。

 

「負けない」という部分を意識すると、「誰にも劣らず」という訳になるのも理解できますね。

 

as 原級 as ever lived

as 原級 as ever livedで「きわめてすぐれた原級」という訳になります。

 

 

everが「今までに、これまでに」、livedが「生きた」です。ever livedで「これまでに生きてきた」という直訳になりますね。

 

これまでに生きてきた人と同じ、少なくとも負けることはない。「≧」だ。だから「きわめてすぐれている」と。

 

as 原級 as anyと同じだね!

 

そうです。as 原級 as anyと発想は同じです。

 

例文を見てみましょう。

He is as great a teacher as ever lived.

(彼はきわめて立派な教師

=直訳:彼はこれまで生きてきた人に負けないくらい立派な教師だ)

 

as 原級 as ever

as 原級 as ever livedで「相変わらず原級」という訳になります。

 

 

everが「今までに、これまでに」なので、「今までと同じくらい~」が直訳ですね。

 

例文を見てみましょう。

He is as lazy as ever.

(彼は相変わらず怠惰だ)

 

as good as 形容詞

as good as 形容詞で「形容詞も同然である」と訳します。

 

例文はコチラ。

He is as good as dead.

(彼は死んだも同然だ)

 

 

直訳すると「彼は死んだのと同じくらい良い」

良さが「He = dead」ということになります。

 

つまり、「状態が同じ」ということなので、

「~も同然だ」という意味を持つのです。

 

 

慣れない表現と思いますので、いくつか例文を見ておきましょう。これは、「His car = new」ですね。

His car is as good as new.

(彼の車は新品同然だ)

 

これは、「He = his promise」なので、「彼は約束を必ず守る人」ということです。カッコイイですね。

He is always as good as his promise.

(彼は常に約束を守る人だ)

 

go so far as to V

go so far as to Vで「Vしさえする」という訳になります。

 

例文はコチラ。

He went so far as to say that she was crazy.

(彼は、彼女がクレイジーだとまで言った)

 

 

なぜこの訳になるかを考えれば、これも覚え方はカンタンですね。

 

farは「遠くに」のように距離を表します。

 

go so far as to Vを直訳すると、

「Vする、という地点と同じくらい遠くへ行く」が直訳です。

 

「Vまで行っちゃうの??」 → 「Vまでやっちゃうの??」

というイメージですね。

 

おわりに

いかがでしたか? 一見するとややこしいですが、一つずつ丁寧に見ていけば、「なぜその訳になるのか?」がつかめますね!

 

コメント

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