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【関係代名詞との違い】関係形容詞what, which SVの意味・違いとは?

形容詞・副詞

 

こんにちは、今回解説するのは関係形容詞whatとwhichです。

 

関係形容詞?

関係代名詞と何が違うの?

 

そんな方でも大丈夫! 徹底的に噛みくだいてご説明します!

 

関係形容詞what, which SVの意味・違いまとめ

まずは結論から。関係形容詞はwhat, whichの2種類のみです。

 

関係形容詞what, which SVの意味・違いのまとめは下記のとおりです。

 

関係形容詞what, whichまとめ

<関係形容詞what>

  • 全体では名詞節を作る
  • 節の中(カタマリの中)では形容詞として働き「すべての」という意味を持つ

 

★関係代名詞whatとの違い

  • 節の中で、関係代名詞whatは名詞、関係形容詞whatは形容詞として働く
  • 関係代名詞whatは単に「こと/もの/人」という意味だが、関係形容詞whatは「すべての」という意味を持つ

 

 

<関係代名詞which>

  • 全体では名詞節を作る
  • 節の中では形容詞として働き「この/その」という意味を持つ
  • 原則、非制限用法(カンマ付き)で使用される

 

★関係代名詞whichとの違い

  • 節の中で、関係代名詞whichは名詞、関係形容詞whichは形容詞として働く
  • 関係代名詞whichは日本語に訳出することが少ないが、関係形容詞whichは「この/その」と訳出することが多い
  • 関係代名詞whichは制限用法/非制限用法のどちらでも使えるが、関係形容詞whichは非制限用法のみで使用する

 

具体的には下記で見ていきます!

 

関係形容詞whatの意味

まずは関係形容詞whatから説明します。

 

what+名詞+SVで「SVする全ての名詞」と訳します。whatを「全ての」と訳すところがポイントです。

 

関係形容詞whatと関係代名詞whatの違い

関係形容詞whatと関係代名詞whatの違いを見てみましょう。

 

下にあるのは関係形容詞whatを使った例文です。

He gave her what money he had.

(彼は彼女に、彼が持つ全てのお金をあげた)

 

<what money he had>で大きなカタマリだと考えてください。このカタマリは名詞です。関係形容詞whatは、全体で大きな名詞のカタマリを作るのです。

 

「gave 人 モノ」で「人にモノをあげた」という訳になりますが、<what money he had>は名詞のカタマリなので、「モノ」の部分に該当します。

 

gave  her (人)  <what money he had (モノ)>

という構造ですね。

 

さらに詳しく、<what money he had>の中身を見ていきましょう。関係代名詞や関係形容詞は頭の方にくる、というルールのせいでwhatが頭に来ていますが、実はコレ、元はこんな語順を前提にしているんです。

he had what money. (彼は、全てのお金を持っていた)

 

what moneyで「全てのお金」です。「全ての→お金」というように、whatが名詞moneyを修飾しているのです。

 

 

名詞を修飾しているというコトは、whatの品詞は?

 

…そう、形容詞ですね。名詞を修飾しているから、whatの品詞は形容詞です。

 

だから関係形容詞と呼ぶんだね!

 

関係形容詞whatは<what money he had>という名詞のカタマリを導きますが、<what money he had>のカタマリ内では形容詞として働いているんですね。だから関係形容詞と呼ぶのです。

 

 

 

ここで、今度は関係代名詞の例文を見てください。

He gave her what he had.

(彼は彼女に、彼が持っていたものをあげた)

 

関係代名詞whatは「SVするモノ/コト」と訳します。前提となっている文は次の通り。

he had what. (彼が持っているもの)

 

 

関係代名詞whatが<what he had>という名詞のカタマリを作る点は、関係形容詞と同じです。

 

一方、<what he had>というカタマリの中で、関係代名詞whatは何も修飾していないんですね。「モノ」と訳して終わりです。カタマリの中で名詞として機能しているから、こちらの方は関係代名詞という名称になっているわけです。

 

関係代名詞whatは<what he had>という名詞のカタマリを導き、<what he had>のカタマリ内でも名詞として働いているんです。

 

カタマリ内での役割の違いが、関係「形容詞」、関係代「名詞」という名称の違いになっているんだね!

 

関係形容詞whatと関係代名詞what
  • <what~>で名詞のカタマリを作る点は同じ
  • カタマリ内で、関係形容詞は形容詞、関係代名詞は名詞として機能

 

関係形容詞whatのパターン(what little, what few)

関係形容詞whatでは「全ての」と訳しました。

 

ここでwhatの後ろにlittleやfewが付くと、「なけなしの(=少ない全ての)」という訳になります。不可算名詞が使用されていればlittle、可算名詞が使用されていればfewを使用します。ただ、訳自体はほとんど変わりません。

 

例文を見ていきましょう。

 

moneyが不可算名詞のため、littleが使われているパターンです。

He gave her what little money he had.

(彼は彼女に、なけなしのお金をあげた)

 

booksが可算名詞のため、fewが使われているパターンです。

He gave her what few books he had.

(彼は彼女に、なけなしの本をあげた

= 直訳:彼は彼女に、彼が持っていたわずかだが全ての本をあげた)

 

関係形容詞whichとは?

次は関係形容詞whichです。非制限用法として使用されるパターンのみ(カンマ付きのパターンのみ)なので要注意です。

 

非制限用法については下記の記事で詳しく&わかりやすく説明していますので、よろしければお読みください。5分程度でサクッと読めます。

参考記事:非制限用法とは?

 

関係形容詞whichと関係代名詞whichの違い

関係形容詞whichと関係代名詞whichの違いをみてみましょう。基本的には、whatのときと同じです。

 

まずは関係形容詞whichの例文です。

The book was written in Germany, which language I didn’t know.

(その本はドイツ語で書かれていたが、わたしはこの言語を知らなかった)

 

後半部分の文は、下記の構造を前提にしています。

I didn’t know which language (=this name). (わたしはこの言語を知らなかった)

 

後半部分のカタマリ<which language I didn’t know>が先行詞Germanyを修飾していますが、カタマリ内では、whichが「この→言語」と形容詞的に働いていますね。そのため関係形容詞と呼ぶのです。

 

 

一方、関係代名詞の例文です。

I have three sons, who live in Tokyo.

(わたしには3人の息子がいるが、彼らは東京に住んでいる)

 

後半部分の文は次の構造を前提にしています。

who (=three sons) live in Tokyo. (3人の息子は東京に住んでいる)

 

後半部分のカタマリ<who live in Tokyo>が先行詞three sonsを修飾しています。また、カタマリ内で、whichは名詞的に働いています。そのため関係代名詞と呼ぶのです。

 

, 前置詞+whichのパターン

, which~のパターンだけではなく、

, 前置詞+which~のパターンもあります。

 

例文で確認してみましょう。

He may visit Kyoto, in which case he will meet her.

(彼は京都を訪れるかもしれないが、その場合彼は彼女に会うだろう)

 

, 前置詞 which~のカタマリが先行詞を修飾する点、カタマリ内でwhichが形容詞的(in which case = in this case)と働いている点は同じですね。

 

まとめ

いかがでしたか? 最後に関係形容詞の用法をまとめ、今回の記事を締めたいと思います。グッと頭に入りやすくなっているはずです。

 

関係形容詞what, whichまとめ

<関係形容詞what>

  • 全体では名詞節を作る
  • 節の中(カタマリの中)では形容詞として働き「すべての」という意味を持つ

 

★関係代名詞whatとの違い

  • 節の中で、関係代名詞whatは名詞、関係形容詞whatは形容詞として働く
  • 関係代名詞whatは単に「こと/もの/人」という意味だが、関係形容詞whatは「すべての」という意味を持つ

 

 

<関係代名詞which>

  • 全体では名詞節を作る
  • 節の中では形容詞として働き「この/その」という意味を持つ
  • 原則、非制限用法(カンマ付き)で使用される

 

★関係代名詞whichとの違い

  • 節の中で、関係代名詞whichは名詞、関係形容詞whichは形容詞として働く
  • 関係代名詞whichは日本語に訳出することが少ないが、関係形容詞whichは「この/その」と訳出することが多い
  • 関係代名詞whichは制限用法/非制限用法のどちらでも使えるが、関係形容詞whichは非制限用法のみで使用する

 

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