【語源で理解】前置詞againstのコアイメージ/意味まとめ -例文付

前置詞

 

今回紹介するのは前置詞againstです。

 

 

一体どのような意味・イメージを持っているのでしょう?

 

 

語源&図入りでわかりやすく説明します!

 

前置詞againstのコアイメージ/意味まとめ -語源は?

againstのイメージは下記の通りです。

  • ~に対して、反対して

 

 

図で説明すると下記の通りです。

 

二つの力が作用・反作用し合っているようなイメージですね。

 

語源的には「again: 再び」と同じです。矢印が逆向きに伸びているイメージです。againは「何かを再び行う」イメージで使われています。

 

againstの様々な用法

againstのイメージを捉えたところで、様々な用法を見ていきましょう!

 

againstの意味まとめ
  1. 「~に反対して」
  2. 「~に対して、もたれかかって(接触)」
  3. 「~と対照して、~を背景にして(対照)」
  4. 「~に備えて(準備)」

 

「~に反対して」

まずは「~に反対して」です。何かに対して真っ向から対立するイメージですね。

 

I am against the plan.

(わたしはその計画に反対だ)

 

 

ちなみに、「賛成だ」という表現にはforを使います。

I am for the plan.

(わたしはその計画に賛成だ)

 

※forの用法まとめはコチラ:【本質から理解!】前置詞forのイメージとは【forの意味一覧】

 

「~に対して、もたれかかって(接触)」

二つの力が物理的作用しあっていると考えれば、「~に対して、もたれかかって(接触)」
という意味になります。

 

He leaned against the door.

(彼はドアに (対して)よりかかった)

 

「~と対照して、~を背景にして(対照)」

二つが作用・反作用していることを抽象的な意味合いで考えれば、「~と対照して、~を背景にして(対照)」

という意味になります。

 

The church stood against the blue sky.

(教会は青空を背景にくっきりとそびえ立っていた)

 

「~に備えて(準備)」

ある不測の事態に対抗するように、と考えれば「~に備えて(準備)」

という意味にもなります。

 

I bought warm clothes against winter.

(冬に備えて暖かい服を買った)

 

おわりに

againstは比較的単純なので、意味をつかみやすいですね!

 

ぜひぜひ、前置詞はイメージで理解する癖をつけてくださいね。熟語の学習などにとても役立ちます。

 

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