今回紹介するのは前置詞againstです。
一体どのような意味・イメージを持っているのでしょう?
語源&図入りでわかりやすく説明します!
前置詞againstのコアイメージ/意味まとめ -語源は?
againstのイメージは下記の通りです。
- ~に対して、反対して
図で説明すると下記の通りです。
二つの力が作用・反作用し合っているようなイメージですね。
語源的には「again: 再び」と同じです。矢印が逆向きに伸びているイメージです。againは「何かを再び行う」イメージで使われています。
againstの様々な用法
againstのイメージを捉えたところで、様々な用法を見ていきましょう!
- 「~に反対して」
- 「~に対して、もたれかかって(接触)」
- 「~と対照して、~を背景にして(対照)」
- 「~に備えて(準備)」
「~に反対して」
まずは「~に反対して」です。何かに対して真っ向から対立するイメージですね。
I am against the plan.
(わたしはその計画に反対だ)
ちなみに、「賛成だ」という表現にはforを使います。
I am for the plan.
(わたしはその計画に賛成だ)
※forの用法まとめはコチラ:【本質から理解!】前置詞forのイメージとは【forの意味一覧】
「~に対して、もたれかかって(接触)」
二つの力が物理的作用しあっていると考えれば、「~に対して、もたれかかって(接触)」
という意味になります。
He leaned against the door.
(彼はドアに (対して)よりかかった)
「~と対照して、~を背景にして(対照)」
二つが作用・反作用していることを抽象的な意味合いで考えれば、「~と対照して、~を背景にして(対照)」
という意味になります。
The church stood against the blue sky.
(教会は青空を背景にくっきりとそびえ立っていた)
「~に備えて(準備)」
ある不測の事態に対抗するように、と考えれば「~に備えて(準備)」
という意味にもなります。
I bought warm clothes against winter.
(冬に備えて暖かい服を買った)
おわりに
againstは比較的単純なので、意味をつかみやすいですね!
ぜひぜひ、前置詞はイメージで理解する癖をつけてくださいね。熟語の学習などにとても役立ちます。
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