今回は「時間がかかる」という表現についてまとめてみました。
- 時間がかかる ⇒take
- お金がかかる ⇒cost
と紛らわしいうえに、takeの中でも何パターンか言い方があるのですね。
今回はそんな「時間がかかる」表現をスッキリとまとめてみました!
「時間がかかる」英語で言うと
「時間がかかる」という英語は下記の5パターンで表現することが出来ます。「人」や「モノ」の位置関係に注目です。
- 人 take 時間 to V: 人がVするのに時間がかかる
- モノ take 時間 to V: モノはVするのに時間がかかる
- Ving /to V モノ take 人 時間: モノをVするのに人に時間がかかる
- It takes (人) 時間 to V / It takes 時間 (for 人) to V: (人が)Vするのに時間がかかる
これだけだといまいちピンとこないと思います。例文付きで見ていきましょう!
「時間がかかる」例文
例文はコチラです。全て「その仕事をするのに2時間かかった」という意味になります。
特に、主語の違いに着目すると整理しやすいと思います。
まずは、
- 人 take 時間 to V: 人がVするのに時間がかかる
- モノ take 時間 to V: モノはVするのに時間がかかる
から見ていきましょう。
人やモノを主語にして、「Vするのに〇〇時間かかった」と表現します。
He took two hours to finish the job.
(彼はその仕事を終えるのに2時間かかった)
The job took two hours to finish.
(その仕事を終わらせるのに2時間かかった)
次に、
- Ving /to V モノ take 人 時間: モノをVするのに人に時間がかかる
です。
Vingやto V モノを主語にして、後ろに人と時間がきます。どちらかといえばVingの方が普通です。
Finishing the job took him two hours.
To finish the job took him two hours.
(その仕事を終えるのに彼に2時間かかった)
最後に、
- It takes (人) 時間 to V / It takes 時間 (for 人) to V: (人が)Vするのに時間がかかる
です。
Itを主語にして、後ろに人 時間 to Vを持ってきます。なお、人は意味上の主語for 人の形で表現することも出来ます。
It took him two hours to finish the job.
It took two hours for him to finish the job.
(その仕事を終えるのに彼に2時間かかった)
なお、意味上の主語などについては、下記に詳しくまとめてあります。よろしければぜひお読みくださいね。
【不定詞と動名詞】to VとVingの否定not/意味上の主語/過去への時制のずらし方まとめ
まとめ
いかがでしたか? 主語の「人」「モノ」の違いに注目するとわかりやすいですね!
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