【関係代名詞との違いは?】関係副詞の意味・用法をシンプルに説明【where, when, why, how, that】

英文法

 

こんにちは、今回ご紹介するのは関係副詞whereやwhen, why, how (+that)です。

 

関係副詞ってなに?

 

 

そんな皆さんの疑問にお答えします。いつ省略が起こるのか? どうやって使うのか? などなど。死ぬほどわかりやすく説明いたしますので、乞うご期待。

 

関係副詞の種類と役割:先行詞を修飾

関係副詞の役割は、関係代名詞と同じです。先行詞を修飾します。本質的な機能は同じです。

 

関係代名詞と関係副詞の種類一覧はコチラ。

 

関係代名詞・関係副詞種類一覧
  • 関係代名詞:which, who, thatなど
  • 関係副詞:where, when, why, howのみ (+that)

 

 

 

関係代名詞はこれ以外にもwhatやas, but, than(!)などがあるんですが、関係副詞はwhere, when, why, howの4種類のみです(thatはwhere, when, why, howの代わりに使用されることアリ)。そして、基本的な使い方はどれも同じです。

 

「場所」ならwhere、

「理由」ならwhyを使うんだっけ?

 

 

半分当たりで、半分ハズレです。先行詞が場所ならwhere、理由ならwhyというのは間違いではありませんが、実は他に大切な条件があります。

 

大切な条件ってなに?

 

 

一発で理解できるように説明します。

 

関係副詞を使える条件

関係副詞を使える条件は2つあります。

 

1つは、先行詞が場所、理由…などであること。場所ならwhere, 理由ならwhy…といったように、先行詞に合わせた関係副詞を使う必要があります。

 

もう1つは、「関係副詞⇔前置詞+関係代名詞」で書き換え可能であること。「関係副詞 = 前置詞+関係代名詞」なんです。言い方を換えれば、前置詞+関係代名詞で書きかえ不可ならば、関係副詞を使うことは出来ないんです。

 

関係副詞を使える条件
  1. 先行詞が場所、理由…などの意味を持っていること(where: 場所、when: 時、why: 理由、how: 方法)
  2. 関係副詞を前置詞+関係代名詞の形に書き換えできること

 

このことを頭に置いたうえで、関係副詞を使える場合、使えない場合を具体的に見ていきましょう。

 

関係副詞を使える場合

関係副詞を使えるパターンです。

 

コチラの例文を見てください。前置詞+関係代名詞の例文、関係副詞の例文があります。

This is the place in which dreams come true.

= This is the place where dreams come true.

(これは、夢が叶う場所です)

 

先行詞the place「場所」が、後ろのin which / whereに修飾されていますね。「夢が叶う→場所」という関係です。

 

関係代名詞を含む文は2つに分解できます。分解すると文の構造がわかりやすく理解できます。in whichの方を見てみましょう。

This is the place in which dreams come true.

  1. This is the place. (これが場所だ)
  2. Dreams come true in the place (=in which). (その場所では、夢が叶う)

 

元は2つの文から成り立っているんですね。2つを別々に言うとくどいので1つにくっつけた、というのがThis is the place in which dreams come true.の正体です。

 

くっつけるとき、in the place (=in which)を2つの文の間に持ってきています。まあ接着剤みたいなものだと思ってください。

 

で、先行詞はthe placeと「場所」ですね。また、in whichというのは前置詞+関係代名詞の形をしています。条件を2つとも満たしています。したがって、関係副詞whereを使用することができます。

 

ちなみに、「夢が叶う場所」ってみなさんご存知デ〇ズニーランドですね。

 

関係副詞を使えない場合

次に、関係副詞を使えないパターンです。

 

コチラの例文を見てください。

This is the place which I visited last month. (これは、わたしが先月訪ねた場所だ)

 

先行詞the place「場所」が、後ろのwhich~に修飾されていますね。これを2つの文に分解してみましょう。

This is the place which I visited last month.

  1. This is the place. (これが場所だ)
  2. I visited the place (=which) last month. (わたしは先月、その場所を訪ねた)

 

2つめの文のthe placeに注目です。the placeは、visitの目的語になっていますね。前置詞が不要なんです。visitは他動詞なので、 visit to the placeやvisit in the placeとはならず、visit the placeとなるのです。

 

そうすると、2つの文をくっつけたときも、前置詞+関係代名詞の形が成り立たないことになります。in whichやto whichとはならず、whichが単独で使われるんです。

 

つまり、関係副詞を使える条件「2. 前置詞+関係代名詞の形に書き換えできること」が満たされません。だからこの場合は、関係副詞whereを使うことが出来ないんです。

 

先行詞が場所でも、

前置詞+関係代名詞の関係が成り立っていなければ、

関係副詞whereは使えないんだね!

 

一見するとwhereが使えそうなので、このパターンは要注意です。テストなんかでもよく狙われます。

 

 

関係副詞where, when, why, how, thatの使い方

関係副詞の基本を押さえたところで、関係副詞where, when, why, how, thatの用法をサクサク見ていきましょう。

 

なお、関係副詞は省略できることもあります。例文を見る前に、下記の関係を頭の隅に置いておいてください。

 

 

関係副詞の省略ルール
  • where, when, whyは、先行詞か関係副詞のどちらか省略OK*1, *2
  • howは、先行詞か関係副詞のどちらかを省略しなければいけない

*1 先行詞の省略が起きるのは、先行詞がthe place, the time, the reasonなどのときのみ。

*2 whereにおいて、先行詞の省略は頻繁に起きるが、関係副詞whereを省略するのは稀(先行詞がthe placeのときに起こる)。人によってはwhereの省略をNGとすることも。

 

whereの使い方

whereの例文を見ていきましょう。

 

the placeが先行詞のパターン。一番下を見てわかる通り、前置詞+関係代名詞が成立しています。

This is the place where I was born.

= This is the place I was born. (where省略*)

= This is where I was born. (the place省略)

= This is the place in which I was born. (前置詞+関係代名詞)

(これは、わたしが生まれた場所だ)

* whereの省略は不可能とする人が多いです

 

 

many casesが先行詞のパターン。やはり、前置詞+関係代名詞が成立しています。

There are many cases where this rule does not apply.

= There are many cases in which this rule does not apply. (前置詞+関係代名詞)

(このルールが適用されない場合はたくさんある)

 

caseは「場合、状況」という意味の単語です。

 

一見すると「場所」らしくないですが、ここではcaseを場所と捉え、whereを使用します。たしかに日本語で考えても、「合」「所」と同じ漢字を使っていますね。

 

他にも、状況・立場を示すような先行詞や文脈のときは、whereを使うことがあります。point「点」、circumstance「境遇」、situation「状況」などですね。

 

(註:なお、先行詞がplace「場所」のように単純なものでないときは、先行詞やwhereの省略は起きません。ためしに先行詞many casesを省略してみると、なんだか意味不明な文になってしまいます。また、whereの省略も先行詞がthe placeのときに限られるので、やはりここでは起こりません)

 

whenの使い方

whenの例文を見ていきましょう。

 

the timeが先行詞のパターン。一番下を見てわかる通り、前置詞+関係代名詞が成立しています。

I don’t know the time when he left home.

= I don’t know the time he left home. (when省略)

= I don’t know when he left home. (the time省略)

= I don’t know the time at which he left home. (前置詞+関係代名詞)

(わたしは、彼が家を出た時間を知らない)

 

 

the yearが先行詞のパターン。やはり、前置詞+関係代名詞が成立しています。

2019 is the year when the Heisei period ends.

= 2019 is the year the Heisei period ends. (when省略)

= 2019 is the year in which the Heisei period ends. (前置詞+関係代名詞)

(2019年は、平成が終わるだ)

 

whenの先行詞としては、week「週」やday「日」なんかもよく出てきます。あとは、文脈次第ではcase「場合=時」(先ほどwhereに出てきました)と解釈し、caseがwhenの先行詞となることもあります。

 

また、先行詞がtime「時」以外のときは先行詞の省略は起きにくいです。関係副詞whenの省略はガンガン起こりますが。

 

(註:先行詞がtime以外のときに先行詞が省略された場合、省略後の文も文法的には成り立ちますが、先行詞が持っていた意味がつぶれてしまいます。そして、省略された場合、「timeが省略された」と考えるのが普通なので、もともとの先行詞の意味がつぶれてしまいます。今回で言えばthe yearのニュアンスがつぶれてしまうことになります)

 

whyの使い方

whyの例文を見ていきましょう。

 

the reasonが先行詞。一番下を見てわかる通り、前置詞+関係代名詞が成立しています。

I don’t know the reason why he got angry.

= I don’t know the reason he got angry. (why省略)

= I don’t know why he got angry. (the reason省略)

= I don’t know the reason for which he got angry. (前置詞+関係代名詞)

(わたしは、彼が怒った理由を知らない)

 

関係副詞whyの場合、先行詞はreasonだけです。

 

whyが省略されるパターン、reasonが省略されるパターン、どちらも一般的です。

(reason以外の先行詞の可能性がないので、省略されやすい = 省略してもreasonがそこにあったとわかる、というわけですね)

 

howの使い方

howの例文を見ていきましょう。

 

the wayが先行詞。一番下を見てわかる通り、前置詞+関係代名詞が成立しています。

I don’t know the way John defeated Mark. (how省略)

= I don’t know how John defeated Mark. (the way省略)

= I don’t know the way in which John defeated Mark. (前置詞+関係代名詞)

(わたしは、ジョンがマークを負かした方法を知らない

= わたしは、ジョンがどのようにマークを負かしたかを知らない)

 

関係副詞howの場合、先行詞はwayだけです。

 

他の関係副詞と違うのは、howかwayのどちらかが省略されなければいけない、ということです。the way howというのは100%あり得ないので注意してください。

 

thatの使い方

thatの例文を見ていきましょう。

 

thatは実は関係副詞でもあるんですね(!)。where, when, why, how全ての代わりに使用可能です。傾向としては、whenの代わりに使われることが多いです。

 

the timeが先行詞のパターン。一番下を見てわかる通り、前置詞+関係代名詞が成立しています。

I don’t know the time that he left home. (thatの使用)

= I don’t know the time he left home. (thatの省略*)

= I don’t know the time when he left home. (whenの使用)

(わたしは、彼が家を出た時間を知らない)

* thatではなく、whenが省略されたと考えてもOK

 

ちなみに、thatは全て省略可能で、実際はthatが省略されることも多いです。しかし、thatが省略されたとしたら、そもそもそこにthatがあったなんて気づかないですよね…(フツーはwhenやwhereなどが省略されたと考えますもんね)

 

まとめ

いかがでしたか? 長くなったので、今回の要点を改めて下記にまとめます。

 

<関係副詞の基本的役割>
  • 先行詞の修飾

 

<関係副詞の種類>
  • where, when, why, how (+that)
    →thatは全てに代用可

 

<関係副詞を使える条件>
  1. 先行詞が特定の意味を持つこと(where: 場所、when: 時、why: 理由、how: 方法)
  2. 関係副詞を前置詞+関係代名詞の形に書き換え可能なこと

 

<関係副詞の省略ルール>
  1. where, when, whyは、先行詞か関係副詞のどちらか省略OK*1, *2
  2. howは、先行詞か関係副詞のどちらか省略しなければいけない
    →thatは全て省略可
*1 先行詞の省略が起きるのは、先行詞がthe place, the time, the reasonなどのときのみ。
*2 whereにおいて、先行詞の省略は頻繁に起きるが、関係副詞whereを省略するのは稀(先行詞がthe placeのときに起こる)。人によってはwhereの省略をNGとすることも。

 

<先行詞の例>
  • where:place, case, point, circumstance, situationなど
  • when:time, year, month, week, day, caseなど
  • why:reasonのみ
  • how:wayのみ

 

最後までお付き合いありがとうございました。ご不明な点などあれば質問欄にてお願いします。それではまた!

 


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コメント

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  2. […] 関係副詞とは? […]

  3. […] 関係副詞とは? […]