今回は“ad, ac, af, ag, al, an, ap, ar, as, at”を接頭辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接頭辞とは、単語の末尾のつづりのことです。単語の意味を大きく変える傾向があります。
“ad, ac, af, ag, al, an, ap, ar, as, at”を含む英単語まとめ
接頭辞”ad, ac, af, ag, al, an, ap, ar, as, at”には、
- ad, ac, af, ag, al, an, ap, ar, as, at: ~に/~の方へ (to)
という意味があることを意識しましょう。
意味としては、前置詞toが持つ方向性のイメージを押さえておけば大丈夫でしょう。
※ちなみに、前置詞toのさらに詳しい意味・用法は、下記に超わかりやすくまとめてあります。
この接頭辞は一見いろいろな種類があり煩雑ですが、大まかには、スペルの規則は下記の通りです。ざっくり、後ろのスペル(発音)に引っ張られると考えれば良いです。
ad, ac, af, ag, al, an, ap, ar, as, atのスペルの規則
- ad: 基本形(基本的にはコレを使用)
- ac: 後ろがc, k, q(ざっくり「カキクケコ」に近い音)
- af: 後ろがf
- ag: 後ろがg
- al: 後ろがl
- an: 後ろがn
- ap: 後ろがp
- ar: 後ろがr
- as: 後ろがs
- at: 後ろがt
下記には代表的な単語をいくつかピックアップしてみました。
スペルに注意を払いつつ、「ad, ac, af, ag, al, an, ap, ar, as, at: ~に/~の方へ (to)」というイメージをつかみつつ、ザっと眺めてくださいね。
ポイント
- admit: ~を認める(「mit: 送る」)
- advance: 進歩
- advent: 到来(「vent: 来る」)
- accept: ~を受けいれる(「cept: 取る」)
- acknowledge: ~を承認する、であることを認める
- acquire: ~を身につける、得る(「quire: 探し求める」)
- affect: ~に影響する、作用する(「fect: 作る」)
- afford: ~する余裕がある(「ford: 前進する」、通例否定文や疑問文で使用)
- afforest: ~を森林にする
- aggravate: ~を悪化させる(「grav: 重い」、「ate: 単語を動詞化」)
- aggressive: 攻撃的な(「gress: 進む」、「ive: 単語を形容詞化」)
- alleviate: ~を軽減する、緩和する(「lev: 持ち上げる、軽くする」)
- allocate: ~を割り当てる、とっておく(「locate: ~を置く」)
- annotate: ~に注釈をつける(「not: しるしをつける」)
- announce: ~を発表する(「noun: 名前、報告」)
- appoint: ~を任命する、指名する(「point: 点」)
- apprehend: ~を逮捕する(「prehend: つかむ」)
- arrest: ~を逮捕する(「rest: 引き止める」)
- arrive: 到着する(「rive: 川岸」、「川岸に着く」が原義)
- assemble: ~を集める、収集する(「semble: 集める」、ある目的のために何かを集めること)
- assign: ~を割り当てる(「sign: しるし」)
- attend: ~に出席する(「tend: 伸ばす」、「~に足を伸ばす」が原義)
- attention: 注意(「ion: 単語を名詞化」)
- attune: ~を調和させる、合わせる
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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