今回は“ess, est, ent, sense, sent”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“ess, est, ent, sense, sent”を含む英単語まとめ
ess, est, ent, sense, sentには、
- ess, est, ent, sense, sent: 存在する (exist)
というイメージがあることを意識してください。
「essence: 本質、エッセンス」は日本語でもしばしば使われる表現ですね。
また、「present: 出席している、現在の、プレゼント」や「absent: 欠席している、不在の」は、
- pre ⇔ ab : 前 ⇔ 離れて
- sent: 存在している
というイメージから来ています。
このように「ess, est, ent, sense, sent: 存在している」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみてくださいね。
- essence: 本質、エッセンス
- essential: 本質的な、不可欠の(「al: 単語を形容詞化」)
- essentially: 本質的に(「ly: 単語を副詞化」)
- inessential: 本質的でない、不必要な(「in: 否定」)
- entity: 実体、実在する物、存在(「ty: 単語を名詞化」)
- absent: 欠席している、不在の(「ab: 離れて」)
- absence: いないこと、欠席すること(「ence: 単語を名詞化」)
- absentee: 欠席者(「ee: ~する人」)
- absently: ぼんやりと(「ly: 単語を副詞化」)
- interest: 興味、関心、利益(「inter: 間」、間にあれば興味や関心、利害が生じる)
- interested: 興味のある
- interestedly: 興味を持って(「ly: 単語を副詞化」)
- interesting: 面白い、興味を引き起こす
- interestingly: 面白く、面白いことに(「ly: 単語を副詞化」)
- disinterest: 無関心、冷淡、公平さ(「dis: 否定」)
- disinterested: 中立的な、無関心な
- present: 現在の、出席している、プレゼント(「pre: 前」)
- presence: 出席、存在(「ence: 単語を名詞化」)
- presentable: 人前に出せる、見苦しくない(「able; 可能」)
- presentation: 提出、提示、プレゼンテーション、発表(「ion: 単語を名詞化」)
- presentational: 表象の、表象的な(「al: 単語を形容詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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